相続税の確定や適切な財産分与のためには美術品・骨董品の評価査定が必要になってまいります。
これらの査定は購入時の価格ではなく時価評価することが重要ですが、不動産などの評価額と異なり大変わかりづらいものです。そのため、美術商による専門家の時価評価査定が必要になってまいります。

カームの代表は全国５都市の美術倶楽部に所属しており、常に幅広く市場価格を把握しておりますので、市況の変化や作品の状態などの要素を加味したより適正な評価査定が可能です。
作成した美術品評価書は相続税申告に必要な正式書面として認められております。

また、相続以外でも企業の事業継承、Ⅿ＆Aに伴う資産評価、管財物件における評価についてもご相談をお受けしております。

法人様所有の美術品について、以前は取得時の価格を簿価としたり、美術年鑑をもとに簡易査定がなされておりましたが、減損会計制度の導入により評価時点での時価評価をすることとなっております。
美術品の時価評価査定は経済状況や美術市場の変化により変動する他、作家数や種類が多数存在するために造詣の深い専門家の意見が必要とされます。

カームでは現状の作品を確認させていただきながら、各オークションにおける流通相場をもとに適正な時価評価を行い、資産評価書を作成いたしております。
評価額を見直すことにより減損処理が可能となる他、損害保険料の見直しに役立つ場合もございます。